Saturday, August 1, 2009

生生流転の諸行無常




れんちゃんがいなくなった。

わが家ではじめての手乗り文鳥が、風で急に空いた窓から外の世界へ迷い出て姿を消してしまった。3ヶ月前に生まれたれんちゃんは、そろそろ幼鳥から成鳥に代わりきったところで、急に野生生活、ひょっとしたら死を迎えることになった。


三日間必死に半径1キロあたりを歩き回って、「れんちゃん、ぴぴ」と呼んだり、文鳥の声を録音したテープを流したりして探したが、歩く体力も、急に飛びついてきてくれる希望も尽くして、7月31日の夜に捜査を打ち切った。